ケアカルテの評判・口コミは?メリット・デメリットを解説

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介護現場の業務効率化のためにケアカルテの導入を検討しているけど、実際に利用する方の評判や口コミが知りたいと考える方は多いでしょう。

利用者の評判を確認しないまま導入すると、自社のニーズにマッチしていない可能性があるため、無駄のコストをかけてしまいます。

本記事では、ケアカルテの評判や口コミ、利用するメリット・デメリットや機能まで詳しく解説します。

ケアカルテの基本情報

ケアカルテの紹介画像
引用元:ケアカルテ
ケアカルテの特徴
  • 介護・障害福祉サービスの「記録・プラン・請求」までを全面サポート
  • ICT導入支援補助金と介護ロボット導入支援事業補助金が利用できる
  • 法人・事業所好みにカスタマイズできる

ケアカルテは、介護・障害福祉サービスにおける「記録・プラン・請求」までの運営を全面的にサポートする介護ソフトです。

全国約19,000事業所で採用されており、iPadやiPhoneを用いたタップ入力、インカムを活用した音声入力ツール「ハナスト」など、現場の状況に応じて最適な入力方法を選択できます。

施設の運用に合わせて、入力項目や一覧表、オリジナルの帳票をシステムへの組み込みも可能であり、介護現場の業務効率化にもつながります。

また、入力された記録データは、一覧表やグラフでの表示が可能で、利用者の状態変化の把握や関係者への情報提供に役立ちます。

介護現場の記録やケアプラン、請求業務を効率化したいと考えている方は、カスタマイズ性や入力手段の豊富なケアカルテがおすすめです。

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ケアカルテの良い評判・口コミ

本当それです!
うちはケアカルテという介護ソフト使ってます。以前と同じソフトなんですが,間違った使い方してるから排泄を二回入力するとか意味不明な事やってるんです。
ハイブリットしないといけないんですよ〜
いわゆるパソコン地蔵がうちにも居ます。
ケアカルテは凄く使いやすいソフトですよ

引用元:X

・機能が充実している。
・iPadのアプリとの連携があり使いやすい。
・カスタマイズの柔軟性がある。

引用元:ケアカルテの料金・評判・口コミについて – ITツール・Webサービス比較サイト| STRATE[ストラテ]

ケアカルテの良い評判・口コミには、システム自体使いやすいといった声や機能が充実しているなどの意見がありました。

iPadやiPhoneなどの入力にも対応しているほか、ハナストと連携すればインカムで音声入力が可能です。

ケアカルテの利用例
引用元:ケアカルテ

法人や事業所ごのみに利用できるカスタマイズ性にも優れており、自社のニーズにあわせて活用できるでしょう。

介護現場の記録業務における負担を少しでも減らしたいと考えている方は、機能が充実しているほか、カスタマイズ性の優れたケアカルテの利用がおすすめです。

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ケアカルテの悪い評判・口コミ

ケアカルテに触れてみたけど、訪問介護だとどうなるのか全然イメージが湧かないなあ。お試し版ってないのかな?少しお金払ってもいいから使ってみたいな。現場ではICT化が進んでると言うけど、アナログも混在してる感じがする。服薬表が二重になってるなんてただの二度手間すぎる

引用元:X

ケアカルテっていう介護ソフトがクソ過ぎてクソ エクセルですら未入力項目にエラー表示できるのに、ケアカルテ「目視で確認」 目視?!?!?!?!?!

引用元:X

ケアカルテでは、実際の利用イメージがわからないことや未入力項目が確認できない点について、ネガティブな意見が見られました。

ケアカルテではデモを実施してもらえるようなので、実際のイメージを確認したうえで利用したいと考えている方は、ぜひ依頼してみると良いでしょう。

また、ケアカルテはマニュアルや動画コンテンツが充実しています。

操作方法で気になることがある場合はマニュアルを確認し、解決できない場合はケアカルテに直接問い合わせるようにしましょう。

ケアカルテを利用するメリット

ケアカルテを利用するメリットは、以下のとおりです。

それぞれ詳しく解説します。

ほかのICT機器との連携が可能

ケアカルテは、ほかのさまざまなICT機器との連携が可能です。

連携可能なICT機器

見守りシステム連携・眠りSCAN
・HitomeQ Care Support
・A.I.Viewlife
・Neos+Care
・ライブコネクト
・ライフリズムナビ+Dr
・aams
・アンシエル
・安心ひつじα
・見守りライフ
ナースコール連携・パルモスマートコール
・Vi-nurse
・cicss-EX5
・Yuiコール
・NYC-Si
・ココヘルパ
・ナースエコール
バイタル測定機器連携・PLEN Cube
・OMRON All for ・NISSEI
音声入力システム・ハナスト
通所系送迎管理・DRIVEBOSS

ほかのICT機器と組み合わせれば、より充実した介護記録が可能になります。

普段利用しているとケアカルテを連携させ、介護現場の記録業務を効率化させましょう。

記録業務を効率化できる

ケアカルテは、記録業務の効率化を重視した介護ソフトです。

iPadやiPhoneでの入力に加えて、ハナストと連携すれば音声を活用して入力できます。

例えば、食器を片付けている際に入力したり、入浴の介助しながら音声入力したりと利用シーンに合わせて利用できるため、非常に効率が良いといえます。

また、記録した内容をもとに自動でチェックシートや連絡ノートの作成が可能であるため、効率化によって介護現場の残業時間も削減可能です。

介護職の平均残業時間(1週間)

平均残業時間:1.6時間
残業なし:57.7%
一般職・担当職:65.5%

参考:令和5年度「介護労働実態調査」結果の概要について | 公益財団法人介護労働安定センター

対応可能なサービス領域が広い

ケアカルテは、対応可能なサービスが豊富な点も利用するメリットの一つです。

介護保険サービス

施設系サービス介護老人福祉施設、介護老人保健施設、介護医療院
在宅サービス訪問介護、訪問入浴介護、訪問看護、訪問リハ、通所介護、通所リハ、短期入所生活介護、短期入所療養介護、居宅介護支援、特定施設入居者生活介護、福祉用具貸与、居宅療養管理指導
地域密着型サービス小規模多機能型居宅介護、看護小規模多機能型居宅介護、夜間対応型訪問介護、定期巡回、随時対応型訪問介護看護、認知症対応型通所介護、認知症対応型共同生活介護、地域密着型特定施設入居者生活介護 (ケアハウス、介護付き有料老人ホーム、サービス付き高齢者住宅)、地域密着型老人福祉施設入居者生活介護

障害福祉サービス

障害者対象のサービス居宅介護、重度訪問介護、同行援護、行動援護、短期入所、
療養介護、生活介護、施設入所支援、自立訓練、
就労移行支援、就労継続支援A型、就労継続支援B型、
就労定着支援、共同生活援助、移動支援事業、計画相談支援、地域相談支援
障害児対象のサービス児童発達支援、医療型児童発達支援、放課後等デイサービス、居宅訪問型児童発達支援、
保育所等訪問支援、福祉型障害児入所施設、医療型障害児入所施設、障害児相談支援

複数のサービスに対応しているため、複合施設やさまざまなサービスを取り扱う法人にとって魅力的といえるでしょう。

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ケアカルテを利用するデメリット・注意点

ケアカルテを利用する際は、以下の点に注意しましょう。

ケアカルテを利用するデメリット・注意点

それぞれ詳しく解説します。

メリットばかりではなく、デメリットにも目を向けるようにし、ケアカルテが自社の介護現場に適しているかどうかよく確認しましょう。

コストがかかる

ケアカルテは導入するために、コストが発生する点には注意しましょう。

機能やカスタマイズ性に優れており、対応サービスも幅広いため、ケアカルテは法人や事業所にとっては高額と感じる可能性があります。

ケアカルテの料金プラン
引用元:ケアカルテ

公式サイトには金額の詳細がないため、どのくらいの費用が発生するか気になる場合は、ケアカルテに直接問い合わせるようにしてください。

社内で利用できる環境を整える必要がある

ケアカルテは、PCやiPhone、タブレットを利用する介護ソフトであるため、利用するためのインターネット環境を整えておく必要があります。

Wi-Fiの設置やICT機器の購入にも費用がかかるため、事前に予算内で運営できそうかよく確認しましょう。

また、ケアカルテ導入後は運用に慣れるまでに一定の時間を要します。

社内の教育体制を整えるなど、ケアカルテを利用できる環境を構築しておくようにしてください。

ケアカルテの機能

ケアカルテは、以下のような機能が搭載されています。

基本機能・利用者情報管理
・スケジュール管理
・日常記録管理
・個人記録管理
・リスクマネジメント
・ケアプラン管理
・LIFE情報管理
モバイル機能・写真
・動画
・多言語対応
外部連携機能・AI × 音声入力アプリ
・ナースコール
・ベッドセンサー
・見守り機器
・バイタル
・電子カルテ
・服薬管理システム
・医療会計システム

介護現場で必要な多くのシーンに対応できる機能が搭載されています。

また、ナースコールやベッドセンサーなどさまざまな外部機器のとの連携にも対応しており、多くの介護現場のニーズに応えているといえるでしょう。

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ケアカルテのサポート体制

ケアカルテは、以下のようなサポート体制を整備しています。

ケアカルテのサポート体制
  • コールセンター
  • 充実したPDFマニュアル
  • e-lerning

コールセンターに関しては、必ずつながるような設計のため、ケアカルテのトラブル発生時も安心です。

マニュアルも充実しているため、必要に応じて活用できるでしょう。

また、介護保険制度の改正やバージョンアップの情報をサポートサイトに掲載しており、情報通知も担当者宛にメールしてもらえます。

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ケアカルテに関するよくある質問

LIFEに対応していますか?
はい、対応しています。

LIFE帳票全種類に対応しているほか、ケアカルテ独自の帳票も提供しています。

自動転記機能や複写機能、エラーチェック機能などさまざまな便利機能が搭載されているため、LIFEの情報提出を効率化したい方にもおすすめです。

参考:CAREKARTE ・ちょうじゅ は LIFEに完全対応 – 株式会社ケアコネクトジャパン
報酬改定に対応していますか?
介護報酬制度改定、障害福祉サービス等報酬改定にも対応しています。

制度改正におけるバージョンアップに追加コストが発生しないため、報酬改定にも安心して対応できます。
ケアカルテのほかにおすすめの介護ソフトはありますか?
ケアカルテと同様の介護ソフトとして、以下のようなものが挙げられます。

・ほのぼのNEXT
・ワイズマン
・カイポケ

各公式サイトからどのような特徴があるか一度確認してみてください。

まとめ | ケアカルテを導入して介護現場の効率化を図ろう

ケアカルテを導入すると、以下のようなメリットがあります。

記録業務の効率化につながるほか、連携可能なICT機器も多く、大規模な法人や事業所でも安心です。

導入コストがかかりますが、ケアカルテの導入によって介護現場の業務を円滑にし、品質の高いサービス提供にもつながります。

LIFEや報酬改定にも対応しているため、介護現場の記録業務や報告を効率化したい場合は、ぜひケアカルテを利用してみてください。

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